ウルトラ激辛カレー!!!(大盛)

辛いというよりしょっぱい毎日。

バベルの塔

神の怒りに触れてしまったのでしょうか。昨日の朝、高い塔をつくっていた。私は海のそばに生まれ落ちた。島とは呼べないくらいの、ちょっと砂が積みあがっているだけの小さなスペースに家を建て、畑をつくり、少し離れた場所に鶏小屋をつくった。もうちょっと行った先には、牛や豚や羊がたくさん暮らしている。柵はない。私は普段じゃがいもやニンジンやパンを食べていて動物の肉は食べないようにしているので、動物たちは私から逃げない。家から採掘場までの通路をつくった。採掘場からは金鉱石やダイヤや黒曜石が取れた。ちょっと遠くまで冒険もしている。途中の島に簡単な家をつくり、そのもっと行った先にも小さな家を建てた。ここにはかぼちゃが自生していた。かぼちゃ畑をつくった。畑のすぐ先から地下へ地下へと掘り進めていたら、廃坑をみつけた。柵やレールが手に入った。海のそばの家が恋しくなった。かぼちゃの種やめずらしい草花を手土産に、帰った。

海のそばの家の横にその塔をつくったのは、ちょっと遠出した際に家はどこらへんにあるかの目印とするため。でもあまり離れていると画面には現れないのでどんなに高く塔を伸ばしても意味は無い。でも、おもしろくてどんどん高くした。塔の上から見える景色に期待していたけど、やっぱりあまり遠くまではみえない。羊や牛の放牧地でさえ。この世界は丸いんだな。

高いところから落下するとダメージを受けるけど、海の中に落ちれば大丈夫。だから海のなかに塔をつくった。材料が尽きたら海に飛び込んで家のチェストから調達。塔はどんどん背をのばして、とうとう、雲に手が届くほどになってしまった。やりすぎたか。そう思ったけど、つくってしまったものはしかたないなとも思った。そして私は足をすべらせて、いつもとは違う場所から下に落ちた。やばい、この下は地面だ…。

そして私は一回死んだ。(家のそばで死んだからアイテム回収も楽だな)なんて考えていたけど、次にリスポーンしたのは初めてみる場所だった。大きな岩山が海に浮かんでいる。ここはどこ?なんでこんなところに落ちてきた?これは何かの間違いだろうと思って自ら窒息死した。これでまたあの家のベッドの上にリスポーンされるんじゃないかという期待を持って。でもやっぱりリスポーンしたのは生き物の気配がしないこの世の果てみたいな場所。(当たり前だけどゾンビやスケルトンはいる。)ああ…。悔やんでも悔やみきれない。この広い世界の、私の家とは多分はるかに遠い場所に来てしまった。

でも、あのなんでも揃っていた私の家をあきらめきれるわけがない。それにこんな草すら生えてないようなところでは暮らせない。私はとにかく泳いだ。泳ぎつづけた。最初は、みたことのある風景を探す旅だったけど、だんだんそんなことは不可能だと思うようになり、そのうちこの旅は新天地を探すものになった。

できれば今度は海の近くはやめよう。寒いところもいやだ。海の近くで雪が降って…ってリアルに実家だ。暖かいところがいい。ジャングルにはスイカが自生しているというから(息子情報)そういう場所を探したい。アロワナが泳いでいそうな大きな川があるジャングルに小さな家を建てて暮らそう。そうだ、そういう場所を探すんだ。

 

どうしてこう運が悪いのか、リスポーン地点がそもそも残念だったのと私の勘が残念だったのでしょう。私は白い大地にたっていた。雪がつもった大地…。もちろん動物はいない。ええー…寒い。

ここだけはいやだ。もうこうなったら私の切り札、息子を召喚。息子に「おかーちゃんの新しい家の場所決めて。」ってiPadを渡した。息子もかなり泳いでくれて、なんとか木が生い茂っていて動物もいて花も咲いているちょっとした草原を見つけてくれた。さとうきびも生えている。白樺の木があるしあまり暖かそうではないけど、でもここから再スタートしよう。そしていつかはあの家に帰ろう。私は、家の建設にとりかかった。

家のまわりを整地しつつちょっと散歩をしていたら、山ひとつ向こうは雪の世界だった。ああ、やっぱりここは寒いところなのだな。

でもいいや。息子が決めてくれた場所だから。ここでしばらく暮らして基盤をつくって、いつか、暖かいところを探す旅に出よう。おおきなスイカ畑をつくろう。